真夏の『Tipoオーバーヒートミーティング』に続いて、イタリア車の祭典『Ciao Italia 2012』に参加してきました。
今回もサーキット走行です。
といっても走行会枠の「エキサイティングラン」ではなく、レース枠の「イタリアンラジアルレース」に出走です。周囲の走行車の関係でこちらのほうが走りやすいから、というのがレース枠を選択した理由。
ところがこの枠、異常に忙しかった。
6:30:開場(走行準備開始)
7:00:受付開始
7:40:ドライバーミーティング
8:00:練習走行(10分)
〜
というスケジュール。かなりあわただしく準備をしてどうにか練習走行で走って、戻ってきてから荷室を見るといろいろ下ろし忘れた荷物が出てきたり……(笑)
まあ、この練習走行が終わってしまえばあとは通常の走行会と似たようなものなので、のんびりしていましたが。
(続き▽の下の方にオンボードカメラ映像があるのでぜひご覧下さい。これはオススメ映像ですよ!)
さて、このチャオイタリアというイベント、「日本最大級のイタリア車のイベント」と題されておりまして、パドックエリアはイタリア車がズラズラと並んでおります。
ランボルギーニミウラとか。
これは展示車両で(自走してきましたが)サーキット走行はなかったもよう。
同じくカウンタックとか。
これはサーキット走行をしてました。爆音でした。といってもこのイベントでは本物の2003年版フェラーリF1も走ったので、これだけがとりたてて爆音というわけではないですが(笑)
クラシックカーレースや走行会枠で走るアルファ軍団。たぶんこの世代のアルファロメオと、ランチャデルタがいちばんたくさんエントリーしていました。
旧500もいっぱい。クラシックカーレースや走行会枠で走っていたようです。
なんだか旧車ばかり紹介してしまいましたが、もちろん最新のイタリア車、それこそフェラーリからアバルト/フィアットまでさまざまなイタリア車が集まるイベントです。見ているだけで楽しいですよ。
さて、私が出場するラジアルレースは結局出走8台(ちなみに排気量と駆動方式別に細かくクラス分けされて私が出走する「ラジアル7クラス」は私ひとり)ということで、アルファロメオレースやSタイヤを履くイタリアンカーチャンピオンレースと混走になりました。というわけで同時に走るのは20台。
予選では1分49秒344というタイムで、19番グリッドを獲得。要するにブービーでした。前はストレートスピードで倍は違いそうなV6のアルファGTV、後ろはSタイヤを履いた旧パンダ。
決勝の模様は、オンボードカメラ映像でご覧下さい。
走行のラスト、回り始めた瞬間に、ここずっと続いたパンクをまたやらかしたか、と思ったのですよ。コーナーに侵入した直後から、ちょっとリヤタイヤの様子がおかしかったので。
しかし、場内放送を聞いていると、どうやら誰かが撒いたオイルに乗ってしまったようでした。私が回ったのが第4ターンで、私とほぼ同時に別のクルマ2台が止まっていました。
車両クリア後出ていったオイル処理は第6ターンでも行われていたようで、私が自分で撒いたオイルに乗ったわけでもなさそうでした。
この後レースは赤旗が出され、そのまま6周終了時点でレース成立(予定では10周レースでした)となりました。
あとで確認すると、スピンする前の周、今のS-DriveよりさらにハイグリップなタイヤADVAN Neova AD07を履いてすぐの頃に記録した自己ベストタイムを0.5秒更新する自己ベスト1分48秒144を記録していたようです。途中速いクルマに譲ったりしているので、47秒台も十分に可能ということを示してくれるラップでした。
それ以上に、パンダとの「速いところが違うどうし」のバトルは大変楽しめました。
右画像は走行後のタイヤの表面。かなり熱を入れたらしく溶けてささくれてしまっています。サーキット用としてはライフが尽きた感じですね。
しかしS-Drive、想像以上にいいタイヤでした。タイムも出たし。この状態では来年の春先には交換でしょうが、その時の懐具合によってはまたS-Driveにするかもしれません。
とはいえ完走できなかったのでクラス優勝もなし。
というわけで帰り道、イタリア車のイベントの日らしく、サイゼリヤに立ち寄ってイタ飯で締めることにしたのでした。
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クルマ | 11:12 PM |
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