2008,09,15, Monday
こちらの日記にはまったく書いていませんでしたが、もちろん今年もワールドドロームに出場します。今年のドロームは10月4〜5日、いつも通り伊豆修善寺のサイクルスポーツセンター250mオーバルピストにて開催されます。
mixiの日記の方に、その日の作業をちょこちょこ書いてきたので、公開できる部分だけをまとめてここに掲載します。 ワールドドロームのエントリーが開始されたのは、開催1ヶ月前の9月8日のこと。私は即日エントリーしました。エントリーは例年通りスーパートラッククラス。 シャシーはほぼ去年のまま。新設計のフロントサスペンションの構想もあったんですが、、冬か来年の春デビューにすることに。外注部品もあるので今からじゃ無理だと判断したのでした。 ボディは去年と同じプロトフォームのシェビー・シルバラード・スポーツトラックが手に入らなかったので、マッカリスター製ダッヂ ナストラックを用意してありました。ライト類のステッカーが付属してないので、この翌日にIllustratorで作成したのが、右画像。 この前日、リアスポイラーと塗装に必要なスプレー数本を買ってきていました。 そして、通販で発注したカーボン板もこの日到着。ただしこれはほぼ来年用。 さて、私は毎年ドローム用ボディにはスポンサーカラーを施しています。実車のカラーリングではなく、実際に何らかの恩恵があったり、あるいは宣伝したかったりする事物のカラーリングをするわけですが。 私自身の著書は当分出ないので、そっち方面のスポンサーはなし。 昨年はDAICON7カラーで走ったけれど、それはもう終わったからいまから宣伝する必要はなし。 そんなわけで、手近なところでスポンサーを決めたのが、9月10日のこと。 結果、キャラボディになりました。ちゃんと『STAR WARS』カラーみたいに「実際にあってもおかしくないような」デザインのキャラボディにしますけど。(下URLの画像は1999年に実際にNASCAR BUSCH Seriesで走ったSTAR WARS EPISODE 1 CHEVY #24。私は2000年にこのカラーリングでドローム走りました。雨だったけど) http://i2.ebayimg.com/01/i/000/88/36/e511_1.JPG 右画像は形状検討プリントアウト用のデータ。 これのプリントアウトを切って実物のボディにあてがい、収まり具合をチェックするモノ。もちろん本番データではリアホイルアーチの線は消すのです。 普段はこんなの作らないんだけれど、今年はキャラボディで絵が大きいから必要になった。特にDADGE RAMのボンネットは凹凸が激しいから。 ちなみにウエスタン少女の絵は裏焼き。どちらの絵も手の先がないから、フェンダーアーチに追い込んでごまかしてしまおうと考えたのです。で、撮影機会の多いボディ左面に忍者少女を置くことにして、ウエスタン少女が反転される羽目に…… ついでにヘッドライトもプリントアウト。これも形状に自信がないため。 前フェンダー周囲のスポンサーステッカーは、凹凸の多い部分なので一応一緒に入れてみた。ついでだし。 毎年、成績のキモになるバッテリーを発注したのは、9月11日。 今年からドロームのストックカークラスとトラッククラスではLipoバッテリーの使用が解禁されたのです。昨年までのNiMHも使用できるのですが。 昨年実際に使用したNiMHバッテリー IB 4200VR-1Xはもう死んでいるだろうから、バッテリーは新調する必要ありだったので、いろいろ考えたわけですよ。 問題は、LipoにするかNiMHにするか、ということ。 定格電圧はLipoの方が高い。しかしそれは単なる数字のことで、実際の電圧値ではないから何の意味もない。 同じドローマーである某サイトによると、今年のNiMHの実電圧は放電2分後でも軽く8Vを超えているというデータもありました。ここの計測データ通りなら、予選時間である2分間を総合で考えると、NiMHの方が有利。 性能面で選べないとなれば、次は取り扱い面での検討。 『追い充電は厳禁』と言われているNiMHだけれど、ここ2年間のドロームでの経験では、追い充電をした方がタイムが出ることになっています。(ドローム終わったあと劣化しようが死のうが知ったこっちゃない) 昨年、ドローム会場では2度、NiMHが爆発する事故があったのです。私自身も、爆発はさせなかったけれど、過充電で1セットダメにしました。しかし「充電に失敗したら燃える」ことではLipoの方が有名。NiMHは爆発して周囲の人間に迷惑をかけるけれど、Lipoは本当に燃えて火柱を上げるから迷惑どころの話では済みません。 ということで、取り扱い上の優劣の差は、実はほとんどなし。 選べないときは両方いってしまえということで(どうせどちらにせよ2セットは必要なのだ)、LipoとNiMH、1セットずつ発注しました。 ・とりおん TB-0721 AE Dynapower Li-po 3600 ドロームスペシャル底面スロット形状 ・とりおん TB-0704 インテレクト3800 VR-1X 08 よつぼし(★★★★)6セルマッチド NiMHが4600でないのは、軽量さに期待してのこと。発注は知人が運営しているRC Mx ONLINESHOP。 翌日、届いたバッテリーを早速組み上げて、NiMHの方の放電テストを行いました。 この作業のためというわけではないけれど、その前にロボットやら自転車やらであちこちバラバラになっている工具を寄せ集めて、まずは工具箱からドローム体制に移行。 組み上げたバッテリーに、まず起こしも兼ねた5.0A放電を行いました。 バッテリーのマッチド作業日が7月30日になっていたので過放電を心配したのですけど(今どきの大電流専用NiMHはへたをすると2週間で過放電になる)、放電開始時点で7.4V出ていたので一安心。マッチド後に満充電にしてくれているようす。 この時点で、マッチモアのセルマスター計測で内部抵抗は0.06mΩ。 そしてこの後、少々強めの電流で充電して、放電テストが始まったのです。その結果は…… 10A放電 カット電圧5.4V 放電開始電圧:8.21V 60秒後:7.92V 120秒後:7.79V 放電容量:3509mAh 内部抵抗:0.049mΩ 放電終了時セル温度:40.9℃ 10A程度の放電では温度はさして上がらない様子。 去年は5Aでデータ見てたみたいなんで単純に比較できませんが、予選タイムはアップしそうな予感。容量が3800なので、去年の4200セルよりだいぶ軽いし。 内部抵抗値が減ったのは、起こしの効果? ちなみに放電終了後の端子電圧(低電流での電圧)はまだ7.4Vを越えてます。なんなんだ、このセルは。 そして今日、まだボディが塗り上がりません。 あと1色塗ったら裏打ちするだけになるんですが。 ステッカーはほぼ貼り終わりました。最後の塗色である水色と同じ色の服を下に敷いて撮影しました。まあだいたいこんな感じに仕上がるでしょう。 残り項目 ・バンパー改造 ボディ変更に合わせてノーズ部分を微調整。 ・バッテリーの世話 Lipoはまだ充電用ケーブルも作れてません。材料は買ったけど。 ・モーターの世話 マイミクのボブさんから昨年モデル8個を買い取り。 ご希望があれば何個か(2〜5個)は当日転売可能です。 ・アンプ配線 アンプは新調するのか、昨年のを使う(3年目!)のか未定。 ・タイヤのリバランス これは前日夜のサイテル作業でも可。 こんなもんかな。 |
この記事に対するコメントの受付は終了しています。
コメント
|