2016,10,16, Sunday
![]() ほぼ1年ぶりの高岡市訪問となりました。『ゆるゆり』のTV版第3期『ゆるゆり さん☆ハイ!』の舞台を巡るためです。 前回高岡に訪れた時はTV版3期の放送途中だったので、その風景が実在の場所かどうかわからず(2期までは少なくとも高岡市の景色ではなかった)映画版の『ゆるゆり なちゅやちゅみ!』の舞台だけを見て回ったのでした。 『ゆるゆり』はTV版2期までは舞台は高岡とされていながら実際の風景は現地のものではありませんでした。実際、2期に登場したメインキャラの最寄り駅は木造の田舎の駅っぽいデザインだったりしました。 第3期の前の映画版からアニメーション制作がTYOアニメーションズに変わって、実際の高岡市周辺の風景が使われることになったようです。 というわけで高岡周辺のロケ地ですが、大きく分けて3つのグループに分けられます。 まずは、前回訪問時には「軽巡洋艦神通の艦内神社・射水神社」として紹介した古城公園です。ここはOPアニメーションと第12話の花見のシーンの舞台になっています。 ![]() このお堀を渡る赤い橋(朝陽橋)を望む石段は、OPに使われています。あかりとちなつのカットですね。同じ朝陽橋は12話にも登場しています。 ![]() 古城公園の三の丸、高岡市民体育館のすぐ前にある公園案内所は、OPで向日葵と櫻子のカットの背景になっています。『三の丸茶屋』の看板はたぶん飲み物の自販機とかあって休憩所的にベンチとかも置かれているからでしょうか。また、この案内所の奧がイタリアンのレストランになっています。 ![]() 同じく古城公園、本丸広場の脇にある小道・前田利長公の像の裏側にあたる場所が、12話で花見をしていた場所です。ちょうどこの画像を撮影している私の背後に利長公の乗馬姿の像があり、その先が本丸広場と呼ばれる芝生の広場です。 作中、京子が「私が見つけた穴場」と言っていましたが、なにしろ広場のすぐ脇の、けっこう人通りがあると思しき通路の脇のそれほど広くないスペースなので、たしかにここで花見をしようと考える人は少ないだろうな、と思いました。 ![]() その花見の最中、さる事情で結衣が逃げ込んだあずまやがこちら。トップ画像も同じあずまやです。上の花見場所からはかなり離れています。本丸広場脇を駆け抜けて石段下りて朝陽橋を渡って石段登ってまた下りて……。よっぽどだったんですね(笑) 続き▽
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| お仕事(小説/SF) | 10:49 PM | comments (0) | trackback (x) | |
2016,10,15, Saturday
![]() 実は先日の飛騨古川に急に行くことになった理由は、この日すぐ隣の高山市で全日本ラリー選手権第7戦ハイランドマスターズが開催されていることに前日になって気付いたからだったのです。 そんなわけで、ものすごく急遽行くことにした全日本ラリー観戦なのでした。 なにしろ時間がなかったので、調べたのはとりあえずサービスパークがモンデウスという道の駅の駐車場だと言うこと。 実はこの名前には聞き覚えがありました。RCカーのサーキットとしてもよく使われているのです。また、アニメ『氷菓』の聖地として訪ねた臥龍桜の近くでもあります。 そんなわけで何度か走ったことのある道を、サービスパークに向かって走りました。 イベントの開催時間を調べてないことに気付いたのは、現地に着いてから…… ![]() というわけで、スタート前の準備中にサービスパークに到着したのでした。こんな感じにタイヤ装着作業中だったりしてるところに、です。いやぁいいタイミングでした(笑) 全日本ラリーのサービスパークはいいですよ。チームクルーとギャラリーを分ける柵が最小限でどこまで入っていっていいのかわからない辺りが特に。 そして私の注目は、競技車ではなくてマーシャルカーだったりします。 ![]() このラリーのゼロカーは地元の高山短大。ゼロカーというのは競技車の直前にコースの安全を最終確認するためのマーシャルカーなので、競技車と変わらないスピードで走る必要があります。普段は競技車として走っている高山短大号なら適任ですね。 ![]() もう一つのマーシャルカーは、スイープカー。 こちらの役目は競技車が走り終わった後にコース上に部品が落ちてないか等、こちらもコース上の安全を確認するためのクルマです。 この任に当たっていたのが旧車というか珍車というかとにかく稀少車のスバルアルシオーネSVX。眼福でした。 続き▽ |
2016,10,14, Friday
![]() 今話題の映画『君の名は』のロケ地として脚光を浴びている飛騨古川に行ってきました。 計画して行ったわけではなくて、本当に前日に思い立って大慌てでスケジュール調整と宿の手配をしてその日の深夜に出発というタイミングだったのでした。 なお、映画館で1回観ただけでは背景まで詳細に覚えているわけもなく、探訪ポイントはこちらのページで調べました。 ![]() JR高山本線の飛騨古川駅は、ストーリーの中盤で主人公の瀧くんが三葉に直接会うために訪れたところで、上の写真のホームに到着するシーンが描かれていました。 ちなみに作中に使用されたのと同じアングルのこの画像は跨線橋から撮影できるのですが、その撮影場所にはこのような表示がされています。とても親切。 ![]() ![]() また、駅舎の隣(下画像の左側)には観光案内所もあります。そちらには簡単な地図に『君の名は』のロケ地を記入したプリントもありますので、こちらも入手された方が便利でしょう。カラーの印刷物もあるのですが、大人気のため私が行ったときは白黒のコピーしかありませんでした。 自動車で行かれる場合は、駅舎から線路を挟んだ反対側に無料の公共駐車場があります。駐車場からは前述の跨線橋を渡って駅舎に行くことになります。 ![]() 飛騨古川駅から歩いて3分くらいの場所にあるのが、瀧くん一行が糸守町について調べた図書館「飛騨市図書館」です。 ![]() ![]() ![]() 新しくてゆったりした作りの中にたくさんの書架が並ぶ使いやすそうな図書館です。瀧くんたちが利用した席は、地誌コーナーのすぐ脇にあって、実際に地元の情報を知りたい人が使いそうな位置でした。 ![]() ![]() ![]() 続き▽
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| 研究(聖地巡礼&電子書籍) | 07:41 PM | comments (0) | trackback (x) | |
2016,09,04, Sunday
![]() 神戸市立森林植物園というところで開催された関西トリコローレに参加してきました。 いわゆる置き系イベントに参加するのは何年ぶりだろう……オフ会レベルの規模をのぞけば、10年くらいぶりかもしれない。しかも洗車してないし。 前日の夜と会場到着直前に少し降られたから洗車していたらしていたでアレだったかもしれないんですが、それにしてもホイールくらい洗っとけって感じではある。 事前に調べた所によると、ここ何年もこのイベントは雨にたたられてきて、しかも会場が芝生なもんで雨が降るとぬかるんで大変なことになるらしいのです。その上、台風接近中という状況。 ところが、トップ画像のとおりピーカンです。 ![]() ピーカンです。 ![]() ピーカンです。(しつこい) ![]() イタリア車のイベントなので、やっぱり500系が多いです。新旧取り混ぜて。 そして旧知のグループで参加している方が多いらしく、あちこちで話の輪ができていました。ぼっちで参加したのは間違いだったか…… ▽続きの下は、当日目にした珍しいクルマなどを。 続き▽ |
2016,08,27, Saturday
![]() 千葉県には以前から一度行きたかったアニメのロケ地があったのでした。 鴨川。もちろん『輪廻のラグランジェ』のロケ地です。 というわけで、トップ画像は作品の冒頭に使われた鴨川のビーチ。主人公のまどかがランちゃんに制服を盗まれた場所ですね。 ![]() 観光案内所は市の主要な駅の周辺にあることが多いので、今回はまず最初に鴨川駅に向かいました。主要駅の周辺にはたいてい駐車場もあるので、クルマの置き場所に困ることもありません。 というわけで鴨川駅前の観光案内所に行きました。 実はこの『輪廻のラグランジェ』というアニメ、「聖地もの」としては失敗作という評判になっています。 各話のサブタイトルにすべて「鴨川」という文字を入れ、たしかに舞台は鴨川市なのですが、どうもそれを前面に押し出しているわりには作品内容的に「鴨川に実際の景色を見に行きたい」と思わせる要素があまりない(実際にストーリーが進行するのは鴨川沖に停泊している架空の要塞艦であること/印象的な建物やモニュメントがうまく印象的なシーンに使われていないこと等)ことが原因で、主にweb上で「アニメと地元のタイアップの失敗例」扱いされているのです。 その辺りの真偽を実際に見るために、鴨川には是非一度来たかったのでした。 観光案内所に来た目的の一つである「聖地巡礼マップ」はすでに配布を終了していて残部もなし増刷の予定もなしということで入手することができませんでしたが、放送終了から4年経った現在でも聖地巡礼客がいるなどのお話を聞くことができました。 チラシ等はありませんでしたが、案内所内にはキャラクターのイラストを使用した魚見塚希望の丘への案内マップが掲示されていました。 トップ画像の海岸は、その鴨川駅から500メートルほど歩いたところにあります。私が行ったのは夏の盛りだったので海の家が出ていたり海水浴客がたくさんいたりで作中の風景とそっくりというわけにはいきませんでしたが、空気感はなんとなく伝わってきました。 で、前述した通り、実は作中にはそれほど印象に残る風景というのがありません。単に「出てきた」というだけならば鴨川シーワールドとか学校とかあるんですが、このブログでは現に使用されている学校は紹介しないことにしていますし、シーワールドは本当に出てきただけ……という感じだったので。今回は時間的に厳しかったのでパスしました。 今回一番行きたかったのは、そんな作中でもほとんど唯一といっていいくらい印象的なシーンに使われていた印象的な場所。魚見塚誓いの丘の展望台です。 ![]() 続き▽
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| 研究(聖地巡礼&電子書籍) | 11:38 PM | comments (0) | trackback (x) | |
2016,08,27, Saturday
![]() 2016年1月〜3月放送のアニメでは、放送時に見逃した作品がけっこうあってその中の一作が『だがしかし』で、実はAmazonのPrimeVideoで偶然見て、一気にハマって毎日全話通しで見てしまった作品です。 そんなわけで、その勢いのまま行ってしまったのがその舞台のモデルとなった千葉県富津市竹岡。 富津市は富津岬など海水浴場としての観光資源はあるのですが、竹岡にはそういったものはないようで、観光地でも商業地でもありません。あるのは古い住宅地と漁港、あとは農地です。 駅前以外は駐車スペースは期待できません。駅から後述する白虎川河口や鉄道橋まではけっこう距離があります。聖地巡礼客の姿も見かけませんでしたし、受け入れる体制も整っていないように見えました。現地に行かれる場合はくれぐれもご注意下さい。 聖地と言っても、シカダ駄菓子店舗はもちろん喫茶エンドウも現存しません。(喫茶エンドウはデザインが違うものの同じ立地に喫茶店があったらしいのですが、すでに建物も取り壊されて跡形もありません) これら二つの建物を除いて、作中でいちばん印象に残っている場所と言えば、やはりトップ画像にした砂洲のある河口でしょう。 この川は白虎川です。竹岡漁港のすぐ横にあります。 ![]() 作中ではこの砂洲が橋の下流側にある時と上流側にある時とがあるのですが、私が行った時は上流側にありました。 この川縁の道を上流側に歩いて行くと民家の裏庭みたいなところに入り込んでしまうので、作中と同じようにここから歩いてシカダ駄菓子のある場所に行くのは避けました。ていうか、確かめてはいませんが国道127号線を渡れなくて物理的に行けない気がしました。 ![]() えっと、この川の名前は上にも書いた通り白虎川です。 ところが、シカダ駄菓子の店舗前から見える鉄道橋の名前は竹岡川橋梁なのです。 続き▽
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| 研究(聖地巡礼&電子書籍) | 02:06 PM | comments (0) | trackback (x) | |
2016,08,26, Friday
![]() 衣笠商店街で一通り散策した後、京急汐入駅にクルマで移動しました。ここには2話で副長のしろちゃんの幼少時の思い出の地として登場した諏訪大神社があります。 汐入駅から歩いて2〜3分でしょうか。ドブ板通り商店街を少し外れたところに、作中に登場した看板があります。 ![]() この看板の下をくぐって海軍カレーで有名な魚藍亭の前を通り過ぎると、作中での描写から感じたほどの登り坂はなく、楽に境内に着くことができました。 ![]() 神社に参拝した後、ドブ板通りを歩いていると何軒か『はいふり』のポスターを掲示しているお店がありました。衣笠商店街と同じようにこちらにもキャラクターの等身大POPが置かれているようです。(全部店内にあるようで、通りを歩いている範囲では撮影できませんでした) ![]() ![]() さて、ここで私のお勧めはなんといってもYOKOSUKA軍港めぐりです。 汐入駅を出ると目の前にあるAEONのすぐ裏から出港しています。このエントリのトップ画像が、その軍港めぐりで乗る船です。 続き▽
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| 研究(聖地巡礼&電子書籍) | 10:37 AM | comments (0) | trackback (x) | |
2016,08,25, Thursday
![]() 『ハイスクール・フリート』に関わる場所を訪ねてまわるために横須賀に行ってきました。 『ハイスクール・フリート』は「地盤沈下によって大半が海中に沈んでしまった日本」を舞台にしていますので、いわゆるロケ地めぐりという風にはなりませんが、いくつか実際に作中に登場した場所とタイアップしているお店、それに作中の雰囲気を感じることができる「『ハイスクール・フリート』に絡めた横須賀観光」という感じのレポートです。画像がたいへん多いので前後編に分けることにして、今回は「前編:衣笠編」ということで。 ![]() 最初に行ったのは、衣笠山公園です。 ここは放送前、『はいふり』というタイトルロゴの入ったメインビジュアルで使われた桜並木の下を岬艦長と知名艦長が歩いているシーンで使われた場所です。 海を見下ろせる山全体が公園になっていて、その中の遊歩道が使用されたのですが、なにしろ特徴のない遊歩道だけなのでどこなのか特定できず、それ以前に真夏の猛暑にあてられて体調を崩しそうになったので、特に画像を撮影せずに撤退する羽目に陥ってしまいました。 ただ、その衣笠山公園の駐車場の脇にあった衣笠神社の写真だけは撮影してきました。 ![]() 衣笠神社は当初重巡洋艦衣笠の艦内神社の勧請元と考えられていましたが、専門家の調査によりそうではないことが判明した神社です。実際の艦内神社は同じ横須賀の走水神社と京都の平野神社(この近くにも衣笠山という名の山がある)から勧請されていました。 しかし、艦名と同じ神社であること、母港の横須賀から近いことなどから、ここも勧請元の神社に近い扱いを受けていたらしく、艦の写真等が奉納された記録が残っているそうです。 この辺りの詳細については、以前にも艦内神社の記事で紹介したこちらのサイトのこの記事を参照して下さい。 続き▽
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| 研究(聖地巡礼&電子書籍) | 10:36 PM | comments (0) | trackback (x) | |