2016,11,22, Tuesday
![]() 11月19日20日の二日間、兵庫県北部のスキー場として知られているハチ北で、ヒルクライムイベントのスタッフとして参加してきました。 ヒルクライムイベントとしては四回目ですが、ハチ北で開催されるのははじめて。さらに今回は使用する道路が県道ということで、事実上「次回以降の本開催に向けた試験開催」のような様相を呈していたのです。 そんなわけで観戦者の一般応募はせず、案内は参加者の友人知人と地元の人だけということになりました。今回のスタッフ状況では多数の観戦者への対応はできなかったと思うので正解でしょう。 とはいえ走る方の参加車輌はガチで走るのです。コース上の運営は本番とまったく変わりません。 これまで木曾で開催してきた三回は、地元のラリーを運営しているチームがコース管理をしてくれていたのですが、今回はこちら側のスタッフだけで全てを行わなければなりません。 そんな中で私の仕事は一台ずつ間隔を開けてスタートするスタート管理と、グループごとに走行が終了するたびにコース上の落下物などがないか確認して走る「スイーパー」とか「スイープカー」とか呼ばれる走行。 ![]() スイープカーとして走行している時の様子はトップ画像の通り。落下物があれば止まれるように、あるいはなにかの手違いで対向車が来ても安全に走れるような速度で走っていますが、見通しのいいところではそこそこアクセル踏んでいます。 舗装はすごくよくてフォーミュラカーでも走れる環境。コースは木曾に比べても高速レイアウト。登りとは言えパワーのあるクルマなら200km/h級のストレートもあります。競技は二日間とも雨が降ったり止んだりで完全なドライになることはありませんでした。 走行車の半分以上が旧車に属するクルマたちということでオイルの滴が垂れたりすることもあったのですが、そんな中でも二日間、競技車両のクラッシュはゼロというすばらしいイベントになりました。 実はスタッフ車輌として走っていたFJ(入門フォーミュラカー)がオイルに乗ってクラッシュするというアクシデントはあったのですが、ドライバーには怪我等はなくクルマもその後パドックまで三輪で自走できる状態ではありました。 では、参加車輌の中から特に目立ったクルマを▽続きの下で紹介します。 続き▽ |
2016,11,13, Sunday
![]() 久しぶりに新作の電子書籍をリリースしました。 久しぶりというか、小説作品でKindle向け書き下ろしははじめてです。 七年前に失踪した男子大学生の安否確認を依頼された青山昊は、その失踪時の状況を記録した自費出版本を頼りに隔絶された漁村にたどり着く。そこにいたのは彼と同じくオカルト探偵として名を売っている佐藤夢香と、大学生が失踪した時に一緒にいた春木鈴音。三人は、漁村の長老で謎の呪文を唱える老婆によって村を追い出される。 七年前の失踪事件が起きた現場であり、謎の獣が棲息するという噂がある森の奥にある洋館に行くことにした三人が目にしたのは、世にもおぞましい光景であった。 作中に「自費出版本」として登場する『The Second Door』も収録した書き下ろし作品。 かなり以前に書いて電子書籍として無料公開していたフェイクドキュメンタリー小説『The Second Door』の後日談を小説にしたものです。 『The Second Door』は電子書籍サイトの閉鎖に伴って現在ダウンロードできなくなっているので、機能制限版になりますが今回の『召喚に応じしもの』に同時収録しました。 本当は八月末に出す予定で進行していたのですが、思った以上に本編が長くなったのと、この『The Second Door』の収録とで時間がとられて、ホラーなのにこんな時期のリリースになってしまいました。 よろしくお願いします。
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2016,10,30, Sunday
![]() 一年ぶりのセントラルサーキットで、CIAO ITALIAに参加してきました。 CIAO ITALIAはサーキットを走るイタ車イベントとしては日本最大級を謳っている通り、セントラルのパドックがイタリア車だけでいっぱいになる「イタリア車のお祭り」です。 そのパドックにいるクルマは、画像の通り古い124ABARTHやフェラーリ、はたまた新旧のアルファロメオ達、新しいABARTH500……本当にいろいろです。今回は同日に500系のイベントがあったのでABARTH500は少なめかな? と思いました。 ![]() 私が参加したのはいつもの通り、ラジアルレース(Sタイヤじゃない一般道向けタイヤのみのレース)の7クラス(1800cc以下のFF車のクラス)。ゼッケンは58。 事実上ランチャデルタのワンメイクとなるランチャチャンピオンレースと混走になったのですが、この枠は朝一番ブリーフィング直後にいきなり予選で走らなければならない慌ただしい走行になりました。 このため、サーキット開場前の待機駐車場でテーピングや着替えまで済ませて、あとはゼッケンとトランスポンダーを貼り付ければ予選に出られる状態でサーキット入りしました。 ![]() 続き▽ |
2016,10,16, Sunday
![]() ほぼ1年ぶりの高岡市訪問となりました。『ゆるゆり』のTV版第3期『ゆるゆり さん☆ハイ!』の舞台を巡るためです。 前回高岡に訪れた時はTV版3期の放送途中だったので、その風景が実在の場所かどうかわからず(2期までは少なくとも高岡市の景色ではなかった)映画版の『ゆるゆり なちゅやちゅみ!』の舞台だけを見て回ったのでした。 『ゆるゆり』はTV版2期までは舞台は高岡とされていながら実際の風景は現地のものではありませんでした。実際、2期に登場したメインキャラの最寄り駅は木造の田舎の駅っぽいデザインだったりしました。 第3期の前の映画版からアニメーション制作がTYOアニメーションズに変わって、実際の高岡市周辺の風景が使われることになったようです。 というわけで高岡周辺のロケ地ですが、大きく分けて3つのグループに分けられます。 まずは、前回訪問時には「軽巡洋艦神通の艦内神社・射水神社」として紹介した古城公園です。ここはOPアニメーションと第12話の花見のシーンの舞台になっています。 ![]() このお堀を渡る赤い橋(朝陽橋)を望む石段は、OPに使われています。あかりとちなつのカットですね。同じ朝陽橋は12話にも登場しています。 ![]() 古城公園の三の丸、高岡市民体育館のすぐ前にある公園案内所は、OPで向日葵と櫻子のカットの背景になっています。『三の丸茶屋』の看板はたぶん飲み物の自販機とかあって休憩所的にベンチとかも置かれているからでしょうか。また、この案内所の奧がイタリアンのレストランになっています。 ![]() 同じく古城公園、本丸広場の脇にある小道・前田利長公の像の裏側にあたる場所が、12話で花見をしていた場所です。ちょうどこの画像を撮影している私の背後に利長公の乗馬姿の像があり、その先が本丸広場と呼ばれる芝生の広場です。 作中、京子が「私が見つけた穴場」と言っていましたが、なにしろ広場のすぐ脇の、けっこう人通りがあると思しき通路の脇のそれほど広くないスペースなので、たしかにここで花見をしようと考える人は少ないだろうな、と思いました。 ![]() その花見の最中、さる事情で結衣が逃げ込んだあずまやがこちら。トップ画像も同じあずまやです。上の花見場所からはかなり離れています。本丸広場脇を駆け抜けて石段下りて朝陽橋を渡って石段登ってまた下りて……。よっぽどだったんですね(笑) 続き▽
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| お仕事(小説/SF) | 10:49 PM | comments (0) | trackback (x) | |
2016,10,15, Saturday
![]() 実は先日の飛騨古川に急に行くことになった理由は、この日すぐ隣の高山市で全日本ラリー選手権第7戦ハイランドマスターズが開催されていることに前日になって気付いたからだったのです。 そんなわけで、ものすごく急遽行くことにした全日本ラリー観戦なのでした。 なにしろ時間がなかったので、調べたのはとりあえずサービスパークがモンデウスという道の駅の駐車場だと言うこと。 実はこの名前には聞き覚えがありました。RCカーのサーキットとしてもよく使われているのです。また、アニメ『氷菓』の聖地として訪ねた臥龍桜の近くでもあります。 そんなわけで何度か走ったことのある道を、サービスパークに向かって走りました。 イベントの開催時間を調べてないことに気付いたのは、現地に着いてから…… ![]() というわけで、スタート前の準備中にサービスパークに到着したのでした。こんな感じにタイヤ装着作業中だったりしてるところに、です。いやぁいいタイミングでした(笑) 全日本ラリーのサービスパークはいいですよ。チームクルーとギャラリーを分ける柵が最小限でどこまで入っていっていいのかわからない辺りが特に。 そして私の注目は、競技車ではなくてマーシャルカーだったりします。 ![]() このラリーのゼロカーは地元の高山短大。ゼロカーというのは競技車の直前にコースの安全を最終確認するためのマーシャルカーなので、競技車と変わらないスピードで走る必要があります。普段は競技車として走っている高山短大号なら適任ですね。 ![]() もう一つのマーシャルカーは、スイープカー。 こちらの役目は競技車が走り終わった後にコース上に部品が落ちてないか等、こちらもコース上の安全を確認するためのクルマです。 この任に当たっていたのが旧車というか珍車というかとにかく稀少車のスバルアルシオーネSVX。眼福でした。 続き▽ |
2016,10,14, Friday
![]() 今話題の映画『君の名は』のロケ地として脚光を浴びている飛騨古川に行ってきました。 計画して行ったわけではなくて、本当に前日に思い立って大慌てでスケジュール調整と宿の手配をしてその日の深夜に出発というタイミングだったのでした。 なお、映画館で1回観ただけでは背景まで詳細に覚えているわけもなく、探訪ポイントはこちらのページで調べました。 ![]() JR高山本線の飛騨古川駅は、ストーリーの中盤で主人公の瀧くんが三葉に直接会うために訪れたところで、上の写真のホームに到着するシーンが描かれていました。 ちなみに作中に使用されたのと同じアングルのこの画像は跨線橋から撮影できるのですが、その撮影場所にはこのような表示がされています。とても親切。 ![]() ![]() また、駅舎の隣(下画像の左側)には観光案内所もあります。そちらには簡単な地図に『君の名は』のロケ地を記入したプリントもありますので、こちらも入手された方が便利でしょう。カラーの印刷物もあるのですが、大人気のため私が行ったときは白黒のコピーしかありませんでした。 自動車で行かれる場合は、駅舎から線路を挟んだ反対側に無料の公共駐車場があります。駐車場からは前述の跨線橋を渡って駅舎に行くことになります。 ![]() 飛騨古川駅から歩いて3分くらいの場所にあるのが、瀧くん一行が糸守町について調べた図書館「飛騨市図書館」です。 ![]() ![]() ![]() 新しくてゆったりした作りの中にたくさんの書架が並ぶ使いやすそうな図書館です。瀧くんたちが利用した席は、地誌コーナーのすぐ脇にあって、実際に地元の情報を知りたい人が使いそうな位置でした。 ![]() ![]() ![]() 続き▽
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2016,09,04, Sunday
![]() 神戸市立森林植物園というところで開催された関西トリコローレに参加してきました。 いわゆる置き系イベントに参加するのは何年ぶりだろう……オフ会レベルの規模をのぞけば、10年くらいぶりかもしれない。しかも洗車してないし。 前日の夜と会場到着直前に少し降られたから洗車していたらしていたでアレだったかもしれないんですが、それにしてもホイールくらい洗っとけって感じではある。 事前に調べた所によると、ここ何年もこのイベントは雨にたたられてきて、しかも会場が芝生なもんで雨が降るとぬかるんで大変なことになるらしいのです。その上、台風接近中という状況。 ところが、トップ画像のとおりピーカンです。 ![]() ピーカンです。 ![]() ピーカンです。(しつこい) ![]() イタリア車のイベントなので、やっぱり500系が多いです。新旧取り混ぜて。 そして旧知のグループで参加している方が多いらしく、あちこちで話の輪ができていました。ぼっちで参加したのは間違いだったか…… ▽続きの下は、当日目にした珍しいクルマなどを。 続き▽ |
2016,08,27, Saturday
![]() 千葉県には以前から一度行きたかったアニメのロケ地があったのでした。 鴨川。もちろん『輪廻のラグランジェ』のロケ地です。 というわけで、トップ画像は作品の冒頭に使われた鴨川のビーチ。主人公のまどかがランちゃんに制服を盗まれた場所ですね。 ![]() 観光案内所は市の主要な駅の周辺にあることが多いので、今回はまず最初に鴨川駅に向かいました。主要駅の周辺にはたいてい駐車場もあるので、クルマの置き場所に困ることもありません。 というわけで鴨川駅前の観光案内所に行きました。 実はこの『輪廻のラグランジェ』というアニメ、「聖地もの」としては失敗作という評判になっています。 各話のサブタイトルにすべて「鴨川」という文字を入れ、たしかに舞台は鴨川市なのですが、どうもそれを前面に押し出しているわりには作品内容的に「鴨川に実際の景色を見に行きたい」と思わせる要素があまりない(実際にストーリーが進行するのは鴨川沖に停泊している架空の要塞艦であること/印象的な建物やモニュメントがうまく印象的なシーンに使われていないこと等)ことが原因で、主にweb上で「アニメと地元のタイアップの失敗例」扱いされているのです。 その辺りの真偽を実際に見るために、鴨川には是非一度来たかったのでした。 観光案内所に来た目的の一つである「聖地巡礼マップ」はすでに配布を終了していて残部もなし増刷の予定もなしということで入手することができませんでしたが、放送終了から4年経った現在でも聖地巡礼客がいるなどのお話を聞くことができました。 チラシ等はありませんでしたが、案内所内にはキャラクターのイラストを使用した魚見塚希望の丘への案内マップが掲示されていました。 トップ画像の海岸は、その鴨川駅から500メートルほど歩いたところにあります。私が行ったのは夏の盛りだったので海の家が出ていたり海水浴客がたくさんいたりで作中の風景とそっくりというわけにはいきませんでしたが、空気感はなんとなく伝わってきました。 で、前述した通り、実は作中にはそれほど印象に残る風景というのがありません。単に「出てきた」というだけならば鴨川シーワールドとか学校とかあるんですが、このブログでは現に使用されている学校は紹介しないことにしていますし、シーワールドは本当に出てきただけ……という感じだったので。今回は時間的に厳しかったのでパスしました。 今回一番行きたかったのは、そんな作中でもほとんど唯一といっていいくらい印象的なシーンに使われていた印象的な場所。魚見塚誓いの丘の展望台です。 ![]() 続き▽
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| 研究(聖地巡礼&電子書籍) | 11:38 PM | comments (0) | trackback (x) | |