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2012,01,07, Saturday
さて、前回「電子書籍と自炊と自炊代行業者」の話をしました。
今回は「自炊」とはまったく別の件として、日本の電子書籍の話を書きます。ただし今回書くのは完全に絵空事で、「日本の電子書籍市場はこんな風になるといいな」という私の夢だと思って下さい。 この文章は、昨年の11月にamazonが各出版社にkndleStoreで電子書籍を扱うための契約書(本当は「ドラフト」という、契約交渉に入る前の叩き台の契約書案)を送りつけた時期に、facebookに知人のみ公開で書いたものです。 まず最初に、私の基本的な立場を書いておきます。 電子書籍の市場が成長したからといって、紙の本はなくならない。紙の本だけで見れば売り上げが落ちるだろうけれど、「紙の本+電子書籍」という書籍全体で見れば市場規模が大きくなる……と思っています。 だから電子書籍化を進めてほしいわけです。 現在の日本の電子書籍市場は、まずフォーマットが乱立し、どれが「勝ち組」になるかわからない状況です。「勝ち組」フォーマットが見えないと、(アーリーアダプターを除く)一般ユーザーは電子書籍リーダーを買うことすらできません。だから、市場を作るためにはまず「勝ち組」フォーマットが見えてこないとダメだと考えています。 なぜこれまでそうしたフォーマットが決まっていないのか、という疑問には、今回はお答えしません。ていうか非常に複雑な大人の事情がからんでいるので、なかなか難しいでしょう。 そんなわけで、ここからは「夢」の話なのです。 続き▽
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2012,01,01, Sunday
![]() 新年あけましておめでとうございます。 今年は正月関係なく、仕事をしております。 『コープスパーティー ブラッドカバー リピーテッドフィアー(下)』の原稿書きです。 そんなわけで個人的にはぜんぜん正月という気がしません。 昨年は個人的な意味でなくいろんなことがあって、あまり「いい年だった」とは言えませんでしたが、今年はいい年になるようお祈りしております。 今年もよろしくお願いいたします。 |
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2011,12,31, Saturday
激動の2011年も最後の一日となりました。
皆様、よいお年をお迎えください。 私は『コープスパーティー ブラッドカバー リピーテッドフィアー(下)』の原稿執筆で、暮れも正月もありません。 『コープスパーティー ブラッドカバー リピーテッドフィアー(上)』をよろしくお願いします。 |
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2011,12,28, Wednesday
![]() 店等発売前日、著者贈呈本が届きましたので、再度告知です。(以下の文章は先日12月16日にアップしたものに加筆しました) 12月28日発売予定。『コープスパーティー ブラッドカバー リピーティッドフィアー(上)』本日発売! です!! 私にとっては初のノベライズ。本文が長過ぎてあとがきを入れることができませんでしたが、原作のゲームとは設定から少し変更(それは読み始めればすぐにわかります)してあって、結末も何種類かある原作ゲームのエンディングとは違うところに行き着く予定です。 下巻は現在執筆中です。先日、講談社のパーティで原作の祁答院さん・イラストのninoさんと直接お会いして話した結果、サービスシーンが当社比八割増しになっております(笑)下巻にはあとがきをしっかり入れたいと思っていますので、楽しみにお待ちください(笑) よろしくお願いいたします。
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2011,12,27, Tuesday
「人気作家数人が自炊代行業者を訴える」というニュースが流れて以来、あちこちでこの話題を見かけます。的外れな話が多く見受けられ、「自炊代行業がなぜダメなのか」という点がどんどんぼやけていくので、何度かにわけて「日本の電子書籍市場」と「自炊と自炊代行と著作権法」について書こうと思いました。
今回は後者「自炊と自炊代行と著作権法」の話です。 最初にはっきりさせておきたいのは、私は電子書籍に関しては積極的に勧めて欲しいと思っていますし、本を買った読者が個人的に行う「自炊」に関してはまったく問題ないしいいことだと思っています。自炊代行業も、きちんと行われるのなら便利で良いサービスだと思います。ただし現状では自炊代行業は弊害が大きいし違法でもあると思っています。(違法かどうかは最終的には裁判で争うことなので、ここでは「私は違法だと思う」という表現を使います) それと「自炊代行業は違法である」というのと「自炊はダメ」というのとはまったく別の問題です。ネット上の多くの意見は、ここを混同しているから的外れになってしまっているように思います。一般論として「商業的に、不特定多数を相手に、有料で」行う行為と「個人的に、自分自身/家族/親しい友人間で、無償で」行う行為とは区別して論じるはずです。それをどうして「自炊代行業」と「自炊」に関して同一であるかのように論じるのか、そこにはなにか論者の偏った意図を感じるほどです。 というわけで最初に書きましたとおり、今回は「自炊代行業はなぜダメなのか」という話を、▽続きの下に。 続き▽
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2011,12,22, Thursday
実は、MASI Speciale CX Unoをカンパ化しました。今回はホイールまでカンパです。クランクとBBは標準のままですが。
![]() 上の画像は先日、竹原に行った時に撮影したもの。そう。実はカンパ化したのは竹原に行く前、12月2日のことだったのですが、なかなか日記にする時間が無くこんな日になってしまいました。 ![]() 作業は大阪・本町は靱公園近くのTUBI BICYCLE SHOPにお願いしました。部品だけ入れてもらって自分でやろうかとも思ったのですが、とても作業時間が取れそうになかったので。そして、それは後にいい判断だったことがわかります。 カンパニョーロコンポのグレードはすべてVeloceです。 細部は続き▽のあとで。 続き▽ |
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2011,12,12, Monday
![]() 昨日に続きまして、『たまゆら』の舞台の探訪記です。今回は、メインの舞台となっている竹原市の景観保存地域。 予定通り14:03発の高速艇で竹原港に帰りました。復路は風向きのせいか往路よりも揺れが激しかったのですが、こちらも疲れていたので半分くらいは居眠りしていました。 ![]() まずは「日の丸写真館」から。実のところ、同じ建物はあるだろうと思っていましたが、まさか店の名前まで同じ写真屋さんがあるとは思っていなかったのでびっくりしました。アニメで描かれている建物は1階部分が違いますね。お店の中も構造が違うようでした。入り口の右側に映っているショーケースはこんな感じ。こんなたまゆら一色にしちゃっていいんでしょうか?続き▽
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| 研究(聖地巡礼&電子書籍) | 11:19 PM | comments (0) | trackback (x) | |
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2011,12,11, Sunday
![]() 昨日のことになりますが、広島県竹原市という所に行ってきました。 OVA『たまゆら』、TVアニメ『たまゆらhitotose』の舞台として描かれている場所(いわゆる「聖地」)を実際に見てみたいと思ったのでした。 深夜に大阪を出発し、山陽自動車道・河内ICを降りて国道432号線を道なりに走ると、そこは竹原市街地です。冒頭の画像は、アニメ作中で印象的に使われている、JR竹原駅の出口の所にある敷石なのでした。市役所に『たまゆら』の大きな看板。町を挙げてアニメを応援しようという姿勢がすごい。竹原市では古い町並み保全地区を指定して観光資源としており、『たまゆら』の舞台もその一帯が中心です。 続き▽
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| 研究(聖地巡礼&電子書籍) | 02:34 PM | comments (2) | trackback (x) | |












まずは「日の丸写真館」から。実のところ、同じ建物はあるだろうと思っていましたが、まさか店の名前まで同じ写真屋さんがあるとは思っていなかったのでびっくりしました。アニメで描かれている建物は1階部分が違いますね。お店の中も構造が違うようでした。入り口の右側に映っているショーケースはこんな感じ。こんなたまゆら一色にしちゃっていいんでしょうか?
深夜に大阪を出発し、山陽自動車道・河内ICを降りて国道432号線を道なりに走ると、そこは竹原市街地です。冒頭の画像は、アニメ作中で印象的に使われている、JR竹原駅の出口の所にある敷石なのでした。