|
2010,12,20, Monday
キャプテン・フューチャー・コン2010というイベントに行って来ました。
キャプテン・フューチャーはいうまでもなく1940年代アメリカのスペースオペラを代表するSF小説のシリーズですが、今年2010年はその主人公であるキャプテン・フューチャーことカーティス・ニュートンが20才になり『キャプテン・フューチャー』を名乗って太陽系の平和のために活動しはじめるその年であるということで、開催されたイベントです。 ちなみに同じ『キャプテン・フューチャー・コン』を名乗るイベントは1990年にも開催されておりまして、こちらはもちろんカーティス・ニュートンの生誕を祝う会でした。今回は、この名前でのイベントは2回目、ということですね。 ![]() 会場は新宿歌舞伎町にあるライブハウス『ピンクビックピッグ』という場所で、上の画像を見てもらえばわかるとおり、SF系イベントとしてはかなり変わった雰囲気の中での開催となりました。中央のブタのいるテーブルにはバイキング式の昼食メニューがあり、ソフトドリンクはドリンクバー形式で飲み放題、アルコールは別に注文してその場でお金を払う形式となっていました。 ![]() そのアルコールメニューがまた凝ってまして、キャプテンフューチャーの作中に登場した「液化ラジウム・ハイボール」などオリジナルカクテルがずらりと並んでいます。 私は前夜眠れなくて、アルコール飲んだら絶対イベント途中で寝ちゃうと思ったので飲めませんでしたが、サイリュームのスティックをマドラーにするなど、なかなかいいアイデアでした。 液化ラジウム・ハイボールを頼む時に追加で注文して買えるオリジナルグラスは早々に売り切れていましたね。 ![]() もう一つ凝っていたのが、参加者に配布され会場でも販売されていた記念冊子『キャプテン・フューチャー フューチャーメン出動せよ!』ですね。野田大元帥翻訳で出版されていた往年のハヤカワSF文庫(いわゆる「白背」)の装丁もそのままに、カバーイラストは当時のイラストレーター水野良太郎さん描き下ろしの新作という贅沢っぷり。 内容は故野田大元帥のキャプテン・フューチャーに関するエッセイやコラム、雑誌記事などを発表年代順に並べたもので、なかなか読み応えがありました。 続き▽
| https://blog.tsuduki.com/index.php?e=271 |
| お仕事(小説/SF) | 03:49 AM | comments (0) | trackback (x) | |
|
2010,12,11, Saturday
表題のイベント『第2回ノベルなび大賞講演会&N1グランプリ』に参加してきました。
このプロジェクトにはかなり初期から参加していて、今年1月の『第1回ノベルなび大賞講演会』にも行ってたのですが、その時にやった「三題噺で即興小説」というコーナーがすごく好評で、どういうわけか今回メインイベント的な扱いになって開催されました。 しかも会場が毎週DTPを教えに行っている京都精華大学ということで、今回もプロジェクターの調整やらちょっとした機材の提供やら……、まあほとんどスタッフみたいなものです。 ノベルなび大賞講演会の方は、我孫子武丸さん、遠藤徹さん、北野勇作さん、小林泰三さん(五〇音順)が選考委員をされているのでわたしの出番はナシ。 今回初めて「N-1グランプリ」と名前が付いた即興小説イベントに参加してきたわけですが……。 結果は、「できませんでした」。 即興小説はSF大会のイベントを含めて何度かやっているのですが、できなかったのははじめてですね。 執筆中、観客向けに我孫子さんの「かまいたちの夜」開発秘話であるとか、時期「ノベルなび」募集のためのゲームブックの説明とかをしていて、そっちに気が散っちゃっていたこともありました。 「あと1分」と声がかかった時にやっとオチが思いついたんですが、打ち込む時間が足りずに時間切れという情けない結果でした。 まあプロ三人アマ十二人の挑戦者から、プロ・アマ一人ずつが高得点を得て決勝に進み、アマ枠から出場した在神英資さんが優勝……というのは、ストーリーとしてとてもよくできている(いや別に何の仕込みもせず、自然にそうなったわけですが)ので、イベントとしてはよかったと思います。 わたしの恥も「プロでもできないことがあるくらい難しいんだ」と観客にアピールできたんじゃないでしょうかね(と、自分でフォローしておく) マスコミ受けもたいへんよくて、京都新聞の一面で取り上げられたそうです。 ノベルなびは来年も続きます。小説家志望の方は是非応募して下さい。
| https://blog.tsuduki.com/index.php?e=270 |
| お仕事(小説/SF) | 11:27 PM | comments (0) | trackback (x) | |
|
2010,12,07, Tuesday
MacBookAir買いました。
13inchの2.13GHz、256G/4G という、まあ俗に言う「全部入り」モデルです。 まだAdobe系アプリが入っていないので、webを見るの(そのくらいiPadでもできる)と小説執筆くらいしか(これもiPadでできなくはない)使いものにならない状態ですが、PowerBookG4よりもかなり軽いのに剛性が高くていいですね。 実戦投入は、今週末の『N-1グランプリ』からになりそうですが、そのためのパッド付きケースを探していて、ふとカメラ用品売り場にある「ネオマルチシート」という製品が目に止まりました。 右のアフィリエイトリンクには画像がないので、わたしのMacBookAirを包んでみた画像を貼っておきます。見ての通りこれはウェットスーツ素材の四角いシートです。四隅にちょっとだけベルクロのテープが縫い付けられています。ベルクロはシートの表面側に張り付けることができて、MacBookAirを包んでたたむだけで保護することができます。 iPadみたいに特殊な形でかつ爆発的に売れたアイテムなら専用の保護ケースが発売されたりしますが、MacBookAirにはまだそんなのはないし、あってもサイズの割りに高価だったりしますので、このシート型というのはリーズナブルな選択ではないでしょうか。 MacBookAirには、このLサイズ(一辺50cm)がぴったりです。 |
|
2010,12,05, Sunday
![]() 10月末に開催予定だった2010年のワールドドロームが、台風のために延期になって、12月4・5日の二日間開催になりました。 ワールドドローム。もう10年以上も参加しているし何年も紹介し続けているのでご承知の方も多いでしょうが、伊豆修善寺にあるオリンピック競輪競技の練習用コースを使用して行われる、日本最速の電動R/Cカーイベントです。 コースは1周250m、最大バンク角45度、ストレートでも7度のバンクを持つ特殊な規格のオーバルピストで、このレースの時だけ特別にR/Cカーを走らせることができるのです。 主催はR/C専門誌のRCワールド。すでに同誌の名物イベントと化しています。 台風順延で急に日程が変更になったにもかかわらず、今年も5クラス100台が集結する大規模なレースとなりました。 アメリカンモータースポーツを代表するNASCARやインディカーを模した各クラスの内、わたしは2001年以来ずっと、スーパートラッククラスに参加しています。 ![]() これが今年のピットの様子。手前がメインのテーブルで、工具箱を挟んで小さなテーブルは充電専用ピットとしています。 今年はiPadから随時twitterにアクセスできるようにしました。 しかしこの二日間、まさかあれほど不運の連続に見舞われるとは、この時のわたしは予想もしていなかったのです。 続き▽ |
|
2010,11,29, Monday
12月11日のイベントに出ることになっていたようです(他人事みたいな言い方なのは、ずいぶん前にイベントの日付の連絡だけ受けてて、出ることになってるってのは最近知ったから)
昨年も参加した「ノベルなび大賞授賞式」と一緒に行われる「N-1グランプリ」(この名称も昨日知ったところ。それも下のリンク先告知サイトを見てはじめて)。三題噺と同じ要領で行う、即興小説&朗読イベントです。 京都精華大学サイト内のイベント告知 で、なんだか京都新聞には記事も出ていたようです。 この記事じゃあ、まるで「ノベルなび大賞授賞式」よりこっちがメインイベントみたいですね。昨年はあくまで大賞授賞式のオマケイベントとしてやってみたものだったのですが。 場所が毎週通っている京都精華大学なのは助かります。 生徒たちも来てくれる(ていうか気軽に参加してくれる)といいなあ。 |
|
2010,11,24, Wednesday
先週末のことになりますが、毎年恒例の雲魂に行ってきました。会場は今年も斐川町の『四季荘』さんでした。
雲魂といえば、出雲蕎麦です。というわけで今年も、はじまる前に蕎麦を食べに行きました。 ![]() 一件目は、出雲大社近くの『平和そば 本店』。ここでは、温かいそばの「釜揚げそば」を注文しました。ここ何年か、この食べ方を紹介しているのでご承知の方もいるでしょうが、ようするにそばをゆで汁(そば湯)といっしょに椀に入れて出してくれます。この上に薬味とそばつゆをお好みで加えつついただくわけです。 もともとそば湯大好きの私ですから、この食べ方はたいへん嬉しい。 この店は大変な人気店で、かなり遠方からマイクロバスで来たらしきお客さんや、タクシーでやってくるお客さんもいました。 薬味がもみじおろしになっていて、ピリカラでおいしゅうございました。 続き▽
| https://blog.tsuduki.com/index.php?e=265 |
| お仕事(小説/SF) | 02:30 AM | comments (2) | trackback (x) | |
|
2010,11,18, Thursday
『IMAX:NASCAR スピードに魅入られた男たち』というDVDを購入しました。2005年発売の、NASCAR ストックカーレースを題材にしたドキュメンタリー映画のDVDです。タイトルの通りIMAXを前提に製作されているので画面は4:3比率で作られています。
映画がはじまると、最初に映るのは田舎の森の中の道を疾走するクラシックカー。NASCARの起源として伝わる「禁酒法時代に密造酒を運んで警察車両から逃げるためにクルマを改造していた」というシーン。 ストックカーレース黎明期のDAYTONAビーチでのレースの画像なども添えられていて、ちょっとしたNASCARの歴史紹介から、デイル・アーンハートの死にも触れ、チームのファクトリー紹介、ドライバーも登場し、それにもちろんストックカーの走行シーンまで、NASCAR好きなら間違いなく楽しめます。 2005年の作品なので、クルマはCOTになるまえの本当のストックカー。個人的にはCOTよりこちらのクルマの方が好きなのです。 2100円なら間違いなく「買い」ですよ! |
|
2010,11,11, Thursday
普段使いのバッグとしてTIMBUK2 D-LUX メッセンジャーバッグSサイズを愛用しているのですが、iPad単独で持っていきたいような場合、ちょっと大きすぎて、しかも普段使いにしている分どうしても「その日には要らないもの」までいろいろ入れっぱなしにしてしまうということもあり、新しくiPad最小運用時用のバッグを買いました。
GREGORY スピアー メッドバッグ。右の画像はフォレッジグリーンというカーキっぽい色ですが、私が買ったのは黒です。 このバッグの選択にはかなり迷いました。ぴったりすぎると一緒に運用したいデジタルガジェットが入りきらなそうだし、大きすぎては買う意味がない。 カメラなどすぐに取り出したいものもあるので、サブポケットがあるものがいい。など、いろいろ条件が細かかったもので。 詳しいことは、▽続きのあとに。 続き▽ |









右のアフィリエイトリンクには画像がないので、わたしのMacBookAirを包んでみた画像を貼っておきます。見ての通りこれはウェットスーツ素材の四角いシートです。四隅にちょっとだけベルクロのテープが縫い付けられています。


一件目は、出雲大社近くの『平和そば 本店』。ここでは、温かいそばの「釜揚げそば」を注文しました。