2010,09,13, Monday
![]() そんなわけで、ワールドドロームにむけて準備を始めたわけですが、今年は昨年新作できなかったボディ作りからはじめています。 ベースになるボディは、HPI製シボレーシルバラード。ほとんど見かけることがない国内在庫は探そうともせず、ブラシレスアンプと一緒にアメリカから取り寄せました。円高だし。 デザインは、往年の#20 RobyGordonのHOME DEPOT車をベースに、新刊『災厄娘inアーカム』の英語ロゴ(ていうかカバーに使ってもらうようにデザインしたマーク)を使います。 ボディ塗色のオレンジ色が地色になっていますが、印刷時にはこれは取り除いて透明になります。 背景が白のままだと白の文字が見えないので、オレンジ色ベースにしてあるのです。 HPIのボディに付いてくるシルバラード用ステッカーはグリルとエンブレムが別になっているので、一体型に作り直しました。どうせ作るならと、ゴールドエンブレムに。 上下のグリルを分割するモールにはミラーシールを使いますので、隙間は透明のままにしてあります。ていうかここを繋ぐと貼る時にしわになりやすいのです。 上画像のように、1シートには収まらないけれど、2シートにするとけっこう余ってしまう中途半端な量なのです。 ついでにABC HOBBY のBEAT用のステッカーでも作っておこうかなあ。 |
2010,09,03, Friday
『インセプション』を観てきました。
難解だという人、「難解なんてことはない。今年度最高の映画」と絶賛する人、いろいろいますが、共通するのは比較作品に押井守の名前が出ること。 押井信者の私が見にいかないわけにはいきません。 ここから先、ネタバレを含みますので、見たくない方はご遠慮下さい。 続き▽ |
2010,08,31, Tuesday
先月だったか先々月だったか、今年も10月30日31日の二日間日程で、ワールドドロームが開催されることが発表されました。
日程的にはものすごくタイトなところなんですが、今年も参加すべく準備を進めています。 といっても、バッテリーとモーターは直前になるまでいいのがわからないので、それ以外。 まず、充電器を買いました。ATLANTIS AL206B。 次に、プロポを買いました。Futaba 3VCS。流行の2.4GHzではなく、27MHzを。これは先日のセントレアのレースにギリギリで間に合ったので、先行して実戦投入しました。 そして今回、ブラシレスアンプとボディを買いました。 ボディはHPIシボレーシルバラード。200mm幅ですが、ボディ側面がかなりまっすぐ平らなので、ドロームのコースとは相性が良さそうです。 ブラシレスアンプはLRP SXX StockSpec。 この二つは、アメリカから取り寄せました。あまりの円高につい。 カード会社からの請求がまだなので金額がわかりませんが、たぶん送料を入れても日本の安売り店よりまだ一割くらい安いはず。 というわけで、まだのんびりとですが、準備を開始しているという話でした。 |
2010,08,28, Saturday
映画『特攻野郎Aチーム』を観てきました。
原作にあたる旧テレビシリーズが日本で放送されたのが1986年から。私にとってはちょうど大学生で今の仕事に繋がるいろんなものを一番効率よく吸収していた頃の作品にあたるわけです。 当然、大好きだったわけで、今回の新作映画も楽しみに観に行ったのでした。 新作映画の話に入る前に原作『特攻野郎Aチーム』がどんなお話だったか、軽く紹介しておきます。 ベトナム戦争で腕利きの「Aチーム」として活躍した4人が、冤罪から軍に追われる身になって、困っている人たちを助けるために、依頼を受けて悪い奴をやっつける。という、日本で言えば『必殺仕事人』のような設定。 なにしろ元軍人という設定ですから銃はブッ放すはカーアクションでは車が横転するなど日常茶飯事の派手なアクションを毎回見せてくれるのですが、この番組、実は死人がほとんど出ません。 ていうか回想シーンで「死んだ」ことが語られる以外、画面上で人が死ぬシーンはほとんどありません。 というのも当時アメリカで「子供が観る番組で、人死にが出るなんて教育上よろしくない!」という声が大きく、制作側が自粛したらしいのです。そのため、車が横転しようが船が転覆しようがビルが爆破されようが、その下から人間が脱出してくる場面が必ず描かれていました。ええ、そりゃあもう悪役の下っ端に至るまで、ことごとく。 もともとは規制からはじまったこの描写でしたが、逆にこれが後味のよさ、この番組独特のとぼけた味わいになっていて、私にとってはとても好きな番組だったのです。(私事になりますが、小説家デビュー作である『ミリー・ザ・ボンバー』シリーズで作中での死人が一人も出ていないのは、この作品の影響によるものです) そんな番組がリメイクされるというのですから観ないわけにはいきませんからね。 なお、この続きは新作映画のネタバレを含みます。これから観に行こうという方はご注意下さい。 続き▽ |
2010,08,27, Friday
私がアイデアを提供して、先日来ロードテストをやってきたiPadアプリが発売されました。
『HTML Runtime』は、ホームページと同じhtmlと画像ファイルをzipで圧縮してiPadに読み込ませ、再生するためのAppです。同人誌即売会等でタッチパネル付きの看板として使えます。 iTunesStoreのHTML Runtimeのページ 実は先日、日本SF大会TOKON10で似たような機能を持つソフトを使っていたんですが、画面上端にメニューバーが出てしまい、格好良くは使えませんでした。 その際、iPadアプリ開発できる知人にお願いして、今回の発売となりました。 このアプリならば、iPadの画面をすべて使ったデモ/プレゼンテーションが可能です。 表示にはApple純正のwebブラウザであるSafariと同じWebkitを使っていますので、htmlとJava Scriptを使った動作(別窓を開く操作は除く)はすべて可能です。 (当然ながらFlashには対応していません) htmlで refresh オプションを使えば、画面の自動書き替えが可能ですから、次々と画面を切り替えるタイプの卓上デモが作れますし、もちろんiPadですから画像をボタンとして使用したタッチパネル式のカタログとして使用することも可能です。 このあたりは後日、サンプルのhtmlファイルセットをサポートサイトにアップロードしてもらう予定です。 iPad内蔵バッテリーで少なくとも8時間は稼働しますから、同人誌即売会ならまる1日デモを続けてもコンセントの必要はありません。 お値段たったの115円でこの高機能。(いや、正確には機能はhtmlとJavaScriptをどう書くかによりますが) 是非ともダウンロードして下さい。 |
2010,08,08, Sunday
2010年の日本SF大会は、久しぶりの東京開催ということもあって、大変な盛況となりました。会場のキャパシティの関係で来られなかった方も多いと聞いています。
そんな大会でも、私はディーラーズルームでず〜っと座っていたのでしたけど(笑) そのディーラーズルームと併設のイベントとして、加藤直之さんのライブペインティング『パワードスーツ』が開催されていたのは、大変な眼福でした。 下の動画は、そのライブペインティングの様子をコマ録りで撮影したもの。二日間の作業が約4分で見ることが出来るというものです。是非。 この『パワードスーツ』はロバート・A・ハインライン著 矢野徹さん訳の『宇宙の戦士』(早川書房刊)のイラストとしてデザインされた物であることは、SF者ならば誰でも知っていることなのでした。 実はこの撮影用のカメラのすぐ右横に、実物大で制作された同じパワードスーツが展示されていました。 わたしはそのパワードスーツの遙か末の子孫とも言えるホビーロボット「らんち坊」(タミやん2号。タミやんは改造作業中で動かせなかったもので)を持って行っていたので、一緒に記念撮影してきました。 ![]() この画像はiPhoneで撮影したものですが、あまりに大きさが違うために私自身は床に寝そべって、右手でらんち坊を持ち、左手でiPhoneを操作して撮影しました。 もちろんSF大会ですから面白そうないろんな企画が多くの会議室で行われていたのですが、わたしはいつも基本的にディーラーズルームに座っています。なのでいつも私のレポートは簡単にしか書けないのですが、二日目には、少しだけ企画を観に行きました。その様子は▽続きの下で。 続き▽ |
2010,08,03, Tuesday
先日Appleも認めた通り、iPhone3GにiOSは重い。使い物にならないほどに。そこで私は、OSのダウンバージョンを依頼すべく、AppleStore心斎橋へ向かったのでした。
サービスカウンターは2階ですが忙しそうで声をかけることができず、1階の店員さんを捕まえて、OSを3.2に戻せるか聞いてみました。 店員さん:ファームが書き換わってるんで無理です。 私:そ……そうですか…… 以前、知り合いがiPodTouchのOSをダウングレードしにAppleStoreに来てたから、iPhoneもできると思ったのに。 それでも私はiPhone4を買おうとは思わなかった。白を待っているからだ。 次に向かったのはSoffBankなんばウォーク店。一時のブームも落ち着き、行列のたえなかったカウンターは空いていた。そこでまた、私は店員さんに尋ねてみた。 私:2年縛りのない状態で、iPhone3GSを買うとしたら、いくらになりますか? 店員さん:ホワイトプランが必要なので2年縛りは外せないんですが。 私:いや、ホワイトプランはもう入ってるので、iPhone4の白が出るまでの繋ぎに3GSを使いたいんですよ。 店員さんはすぐにわかってくれた。たぶん同じような事を言ってくる客が他にもいたのだろう。 店員さん:でも、3GSを今から予約しても、たぶん4を予約するより時間がかかりますよ。 国内の3GSの在庫がもうほとんどないそうなのだ。やはり同じ様に「白待ちの繋ぎ」としての需要があったのだろう。お勧めはやはり、iPhone4を予約する事だという。もちろん、黒を。 私は「もうちょっと考えます」と言って帰って来た。まだ当分、ばか重くなった3Gを使うことになりそうである。 |
2010,08,02, Monday
8月になりましたので、来月の新刊の予告なぞ……。
twitterの方ではだいぶ前につぶやきましたが、青心社から9月に久しぶりの新刊が出ます。 新熊昇さんとの共著で、タイトルは『 新熊昇さんは同じく青心社から『アルハザードの遺産』『アルハザードの逆襲』を出しておられる方で、この作品もその流れの中にあるいわゆる『クトゥルー』作品に含まれるものです。 舞台は現代のマサチューセッツ州アーカム(「クトゥルー」世界の中では有名な架空の都市)。ミスカトニック大学(こちらも同じく架空の大学)に新任で赴任してきたアイリーン・ウェスト准教授が巻き込まれる、太古から存在するディアブロという怪物にからんだ騒動を描いた作品です。 もともと新熊さんが書き上げた作品があったのですが、それにあとから私が加筆修正、再構成をするという形での「共著」となりました。 カバーイラストは、『魔術師オーフェンはぐれ旅』(富士見書房刊)シリーズや『レディ・ガンナーの冒険』(スニーカー文庫刊)シリーズの草河遊也さんが、まさに今! 描いてくださっているところです。 また刊行が近くなりましたらお知らせしますが、とりあえず速報ということで。 |